入口入ってすぐの棚にはたくさんの動物の骨が!

普段着ワイン酒場GETABAKI

ベジタリアン

推薦者・監修者

プロフィール

小倉 静香(Shizuka Ogura)管理栄養士 ヘルスケア栄養ライター
現役病院管理栄養士。趣味は食べ歩きで、美味しい物のためならどこへでも。基本的なボディメイクは食事制限のみなので、外食以外の食事ではできるだけ質素な食事を心がけている。常日頃栄養学に接しているからか、食べるものに関しては少なからず拘りがある。一日に摂取できるエネルギーは決まっているので、余分なエネルギーはとらない、余計なものは口にしない。ワイン好きのフレンチ好き。それもあってか高タンパク低脂質、ビタミンミネラルも豊富なジビエ好き。多くの食材を少しずつ頂く。すべてはバランスが大切。

ジュニアベジタブル&フルーツマイスターの資格をもつイタリアンシェフのベジタブルコース

JR神田駅北口より歩いて5分ほど。人通りが少なくなってくるころ、小道に入ると見つかる赤ちょうちん。それが本日ご紹介するお店の目印です。中に入ると古民家を改装したような木のぬくもりを感じる店内。至る所に動物の骨がオブジェとして飾られています。そう、こちらのお店はジビエをウリにしているワイン酒場。カウンター席の上にはメニュー用紙が所せましと貼られています。北海道、丹波山、長崎、鹿児島より、ヒグマ、月輪熊、穴熊、猪、蝦夷鹿、本州鹿、ハクビシン、野鳥類など、普段なかなか食べる事のできない動物を北イタリアベースの料理テクスチャーで提供しているおもしろいお店です。

カウンターの頭上には他のお店ではなかなか見かけないメニューが

カウンターの頭上には他のお店ではなかなか見かけないメニューが

カラトリー置きも・・・なにかの骨!

カラトリー置きも・・・なにかの骨!

そんなお店のこちらのシェフ、伊藤隆志さんは、実はジュニア・ベジタブル&フルーツマイスターの資格の持ち主で、おいしい野菜の料理もお手の物。今回こちらのサイト掲載の取材をするのに、「ベジタリアン特別コース」を作っていただけないかと交渉したら、快く引き受けていただきました。

― シェフ「すべてお野菜でしたら、4000円くらいのコースですね、デザートを入れて6皿くらいでしょうか。」
― 私「えっ、お野菜だけで6種類も!?」
― シェフ「大豆ミートのお通しから始めて、冷菜で野菜のパフェ、温菜で旬野菜のエチュペ、全粒粉のパスタ、旬野菜のグリーンソース、メインでいろんな野菜、テクスチャーを楽しんで・・・最後はデザートでアスパラのティラミスやフルーツにパンナコッタ野菜のソースなど、いろいろできますよ。乳製品や卵の使用、魚までOKでしたらさらにいろいろ作れますし、パスタやピザの種類も多くできそうですね。」

二人で話してても話がはずみます。料理のイメージをするシェフは楽しそう。シェフに食べてはいけない食材、食べられない食材など、詳しく説明すればするほど、理想的で、自分だけのオリジナルコースを作ることができます。ベジタリアン、ジビエ好き、ワイン好きの友人を集めて、見た目は同じものを食べてるようでも、実は一人一人の特別コース、なんて夢のようなコースも可能かも!?

イタリア北部で培ったジビエ料理

今回私が頂いたのは、お店一押しのジビエを使った、デザート含めて5皿のコース。前菜は盛り合わせでボリュームもばっちり。食用花もちりばめられて、見た目にも美しい一皿。

カラフルな前菜。種類の多さがイタリアンらしい

カラフルな前菜。種類の多さがイタリアンらしい

二皿目はラビオリ。春菊を練りこんでるため見た目が綺麗な緑色です。中の具材はなんと月の輪熊を赤ワインで煮込んだもの。さらにラビオリの中に包まれたチーズと、外側にはカリカリに焼かれたチーズのダブルチーズパンチ!濃厚なソースでお酒が進んでしまいます。付け合わせのたけのこにも、しっかり味が染み込んでいて、ラビオリのもっちりとした食感と、たけのこのシャキシャキとした食感のアクセントが良いですね。

春菊のラビオリがきれいな緑色

春菊のラビオリがきれいな緑色

三皿目は鰆の低温焼き、ビーツとアンチョビのソース。真っ赤なビーツが黒のお皿によく栄えます!芸術的な一皿ですね。

上からの図が本当に芸術的

上からの図が本当に芸術的

お魚も肉厚で火入れもばっちり。ビーツの優しい甘さがまたおいしいですね。鰆の下には細かく刻まれたブロッコリー。茎の部分までしっかり食べられるように細かく砕いてるのだとか。ブロッコリーは茎の部分がおいしいですよね、とまたシェフと盛り上がってしまいます。

鰆の肉厚さ・・・

鰆の肉厚さ・・・

メインのお肉はなんとトド。初めて食べました!シェフも初めて調理しましたと笑っています。その料理への知的好奇心が素晴らしい。トドは白ワインで煮込こまれていて、ナイフを入れると柔らかく崩れます。鉄分を感じる肉質はマグロとかカツオのような味。臭くもなくて食べやすく、おいしいです。

何の肉だと思います?

何の肉だと思います?

デザートはカベルネソーヴィニヨンのシャーベット、抹茶のマカロン、カルガモンと生姜のガナッシュ、ビワのコンポート。ミニパフェのような贅沢なデザート。マカロンなんかも手作りで作ってるところを考えると、シェフは本当に料理が好きなんだなぁと感心してしまいます。

小さなパフェ

小さなパフェ

本日のコースでした

本日のコースでした

1本1000円台のハイコスパワイン!

こちらのお店はワインを選ぶのも楽しみの一つ。1000円代からなので、気軽にボトルの購入ができます。イタリアはもちろん、フランス、スペイン、アメリカやチリまで、さまざまなワインがおいてあります。シェフと今日のメニューを考えながら、一緒にワインを選ぶのも楽しいですね。今回私が頂いたのは、普段グラスワインとして提供している白ワインですが、こちらもしっかりとしたワインで、十分においしかったです。

2階の棚にはたくさんのワインの空き瓶

2階の棚にはたくさんのワインの空き瓶

入口の壁にはシェフが描いた絵が。多彩なシェフです。

入口の壁にはシェフが描いた絵が。多彩なシェフです。

「 普段着ワイン酒場GETABAKI」 店舗基本情報

店名 普段着ワイン酒場GETABAKI
TEL 03-6206-4561
所在地

東京都千代田区神田須田町1-12-6

営業時間

月ー金 17時~23時(LO22時)
第1・第3・第5土曜 16時~22時(LO21時)

定休日 日曜・祝日・第2第4土曜日
予算

5,000~6,000円

支払い

カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
電子マネー可(交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、iD、QUICPay)

駐車場
対応言語
事前予約

可(ベジタリアン特別コースは要予約)
■御予約はお電話でも承っております。
■ご予約時間から30分以上経過してもお越しにならない方、またご連絡のつかない方につきましては、キャンセル扱いとさせて頂きます。予めご了承頂きたくお願い申し上げます。
■宴会コースは2名様以上から承ります。
■宴会コースをご予約された方の当日キャンセルにつきましては、キャンセル料(100%)を頂きます。

料理説明

備考

席数:56席(1階:カウンター 14席 2階:テーブル 42席、立ち飲み樽席有り(8名くらいまで))
個室:無
貸切:可
禁煙・喫煙:全席禁煙 ※外に喫煙スペース有り

公式
web sitefacebookinstagram

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