推薦者・監修者
プロフィール

- 管理栄養士
- 横浜市金沢区出身。神奈川県立保健福祉大学栄養学科卒業後、管理栄養士として精神科病院にて勤務する。2人の娘の出産後は在宅にて栄養指導を行っている。お米を中心にした食事と体に良いおやつを、みんなで囲めることを大事にしたいと思っている。現在は栄養指導のほかに、無農薬の米ぬかを使ったビスコッティーをマルシェにて販売することもある。ヴィーガンの方もそうでない方も一緒に食卓をたのしく囲める、すてきなお店をご紹介していきたいと思っています!
神奈川県、三浦海岸。駅から海まで一直線。三浦市は山や川、すぐそばに自然があって気持ちの良いのどかなところです。お店に伺った今日は4月半ばだったので、海にはウインドサーフィンする人たちがたくさん。カラフルな旗が鮮やかでした。都心からも1時間ほどで着くので、小さな旅に来たみたいな感覚です。(都会の人ぶり)
HATOYA看板
三浦海岸駅から海の気配のするほうに向かって、一直線に歩く途中にベジカフェHATOYAがあります。店内は木を基調としたゆったりとした空間、フラッと気取らずに入れそうな良い雰囲気があります。
店内とメニュー板
テーブル席とカウンター席、10人くらいでもランチできそうな小上がり席もあります。
おちつく店内
こちらは洋食カフェメニューをヴィーガンでいただけるお店です。すべて化学調味料、白砂糖、卵、小麦不使用のお料理です。オーナーは薬剤師をされているご主人、シェフは奥様です。お二人は普段から体に優しいお食事を意識されています。こちらのメニューはご主人の好きな洋食メニューをヴィーガンアレンジしたものがベースとなっているそうです。メニューの裏側に微笑んでしまう、そんなご夫婦のカフェを紹介します。
カツカレープレート
彩りの綺麗なカツカレープレートがやってきました。たっぷりの野菜に黒米、一口サイズにカットされたカツが美味しそう。カレーをかけていただきます。カレーの味はスパイスの効いたきりっとした辛さのあるカレー。おからとこんにゃくでできているというカツは柔らかいので歯がすっと入り噛みやすいですが柔らかすぎず弾力もあります。1歳の娘も噛んで食べることができました。黒米は奥様のご実家で作られているお米。大事にいただきました。お野菜は近隣の直売所から買ってこられるものがほとんどです。タルタルソースも手作りのもの。お皿に乗っているもの、ひとつひとつこだわっていてどれもおいしくいただきました。生野菜だけでなく、野菜のおかずが嬉しかったです。
ライスバーガーとメンチカツ
お二人はお米を食べることを大事にされていて“お米を食べてほしい”という思いから、メニューにライスバーガーがあります。2種類、テンペときのこの照り焼きorベジカツと豆乳タルタルです。写真下はメンチカツで。こちらは週末限定の人気メニューです。パスタも2種類あります。自然栽培の玄米をつかったパスタだそうです。どれも彩りがきれいで美味しそうです。
玄米パスタ(ナポリタン・ジェノベーゼ)
ドリンクには大豆コーヒーという珍しいものも発見。コーヒーやジュースもオーガニックなのでどなたにも安心していただけます。
ベジカフェHATOYAは2023年2月にリニューアルしたばかり。「はとやという響きが平和とか懐かしさを連想できて」とおっしゃるご主人のご実家が元駄菓子屋。そのお店の名前が「はとや」だったそうです。きっとお家にはいつも人の話し声が飛び交ってにぎやかなお家だったことでしょう。そのご主人と体に優しい料理を作られる奥様の思いがひとつになって、穏やかな時間の流れるカフェになっていました。
アイスクリームサンドとドーナッツ
ヴィーガンデザートもとても美味しそう。アイスクリームサンドやドーナッツ、パウンドケーキ、プリンなど種類も豊富です。丁寧に作られていた米粉のクッキーは、しっかりメープルの甘みがあるサクサクのクッキーでした。ハト型が可愛いですね。
ハトの形の米粉クッキー
美味しいランチと、等身大で親しみやすいオーナーとのお話。“今日いい日だったな”と思い返せた良い時間を過ごすことができました。
是非、ベジカフェHATOYAで体に優しいランチとのんびりできる時間を、そして帰り道は三浦海岸の風にあたりながら気持ちよく帰ってくださいね。
店名 | HATOYA |
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TEL | 070-3236-8108 |
所在地 | 三浦市下浦町上宮田3340-1 |
営業時間 | 1130-1800 |
定休日 | 水曜 |
予算 | 1000-2000 |
支払い | 現金、クレジット、PAYPAY |
駐車場 | 3台 |
対応言語 | 日本語 |
事前予約 | 可 |
料理説明 | 洋食ヴィーガン |
備考 | |
公式 |