まるで “スイーツのような” 焼き芋が食べられる壺焼き芋専門店!
押上駅を降りて東京スカイツリータウンを5分程歩くと、入口に「炭火で焼いた焼き芋、濃密」という看板が目に留まり、シックな外観で上品な壺焼き芋専門店がありました。
店内に入ると和モダンでオシャレな空間が広がっており、奥に並んでいる大きな壺から焼き芋の優しい香りが漂っていました。
東京都墨田区業平に構える壺焼き専門店の御芋-oimo-は、主に「紅はるか」を使用した壺焼き芋が看板メニューとなっています。お芋の持っているポテンシャルを最大限に引き出す壺焼きという焼き方。そして、お芋自体にもこだわり、時期によって美味しいお芋の種類、産地を変えて農家さんから直接仕入れをしているとのことです。
お店はご兄弟で切り盛りされていて、オーナーの土肥さんは幼少期に重度の食物アレルギーだったために、肉全般、卵、米、蕎麦、鮪、乳製品、砂糖などが食べることが出来ず、好んでよく食べていた食材の一つが、サツマイモだったそうです。
自身の幼少期のような食物アレルギーを持つ人や、ダイエットや健康のために砂糖を控えたいけど甘い物を食べたい人、そんな人達にこんなに美味しい食べ物があるよと伝えたい!という思いから壺焼き芋の専門店をオープンされました。
“私たちがご提供するのは「焼き芋」のみ。
味付け等は一切おこなわず、お芋を仕入れて焼くだけです。そのため、お芋自体の品質が非常に重要となります。
昔の自分にも、今の自分の家族にも本気でオススメできる、身体に良くて美味しいものそれが、私たちの壺焼き芋です。”
とオーナーの土肥さんは想いを話してくれました。

店舗外観写真
「御芋」という店名はこだわり抜いたお芋にリスペクトの意味を込めて名付けられたそうです。
産地や品質、焼き方にこだわりぬいた濃密焼き芋

焼き芋
焼き方にもこだわりがたっぷりつまっていて、焼き芋のために作られた特別な壺の中で、 熾火(おきび)と壺の反射熱を利用し、じっくりと時間をかけて焼き上げます。
壺を温めるだけでも1時間かかり、お芋には低温で2時間かけてゆっくり火入れをしていきます。低温でゆっくりと加熱することでデンプンが麦芽糖に変化し、甘くて美味しい焼き芋が出来上がります。
店頭で焼き芋を注文し、皮に包まれた状態で手渡ししてくれます。
焼き芋はSとMのサイズが選べて、時期によっては、「紅はるか」と「シルクスイート」の2種類の食べ比べなども楽しむことができます。
お店の外にはベンチがあり、そこに座るとなんと目の前には大きなスカイツリーが出迎えてくれます。
その景色に思わず「わあ、すごい」と声が漏れてしまうほどの絶景を見ながら焼き立ての焼き芋を食べられるのも贅沢で嬉しい気持ちになりました。

焼き芋
下からスカイツリーを眺めながら、焼き芋を頂きます。
焼き芋を半分に割ると、お芋の優しく甘い良い匂いが食欲をそそります。皮はパリっとして、炭焼きの香ばしさが口の中に広がり、中のお芋は水分量が高く、さつまいもペーストやクリームを食べているようななめらかさ。砂糖不使用とは思えない幸せな気持ちになる甘さで、スイートポテトを食べているかのような味わいでした。今まで食べた焼き芋のイメージが覆るほどの濃密感で、感動しました。
お芋の状態を見ながらひとつひとつ丁寧に焼き上げた壺焼き芋は、まるでスイーツのような幸せな気持ちになる贅沢な味わいでした。
砂糖不使用のため、まさしく罪悪感無しのスイーツです。今までの焼き芋とは一味違う、濃密で贅沢な焼き芋をぜひ召し上がってみてください。
テイクアウトやお土産に人気のサツマイモスイーツ

メニュー
お店では焼き芋の他に干し芋やスイートポテト(週末限定)、焼き芋ほうじ茶ラテを注文することが出来ます。
ほうじ茶ラテは乳製品を使用していますが、それ以外の商品はアレルギー対応で、砂糖不使用で作られていますのでアレルギーをお持ちの方やダイエット中の方でも安心してさつまいもスイーツを楽しめること間違いなしです!

干し芋
ワンちゃん用の干し芋が、売り切れる程の人気商品で、冷凍焼き芋や干し芋は通販サイトからもお取り寄せが出来るので、お店の美味しいお芋がご自宅でも楽しむ事が出来るのが嬉しいですね。ぜひサイトからご注文してみてください。