東京都2021年11月23日シディークパレス東京タワー店
埼玉県2021年11月2日カールヴァーン ブルワリー&レストラン東京都2021年6月15日株式会社ワタトー
埼玉県2021年6月2日ボンゴカレーみなさんは五家宝というお菓子を知っていますか？埼玉三大銘菓の一つで、主原料はもち米や黄粉の、優しい味わいの昔ながらのお菓子です。
（ちなみに私は埼玉出身ですがこの年になるまで、五家宝が三大銘菓だということを知りませんでした！）また、若い方は食べたことがない方もいるかもしれないですね。
主原料は大豆からできた黄粉。優しい味わいは水あめや砂糖、もち米からきていて、シンプルな素材だからこそ、飽きることなく食べることができます。余分な油脂類が入っていない分、ヘルシーなおやつになりますね。
今回ご紹介するワタトーさんは、創業100年になる老舗のお菓子屋さんです。昔は東京都に24社の五家宝メーカーがあり、埼玉、茨城、群馬にも数社。それが、今は年々減少傾向にあるそうです。
ワタトーさんは創業者である渡辺藤作（ワタナベトウサク）の名からつけられています。日本橋で豆菓子屋として創業して、すぐに熊谷の菓子職人から五家宝作りを教わり、今に至るまで100年近く伝統銘菓を作り続けています。現在は、事業継承を済ませ４代目の渡辺将結さんが経営をしています。
【黄粉の良さを知ってもらう。伝統菓子・五家宝の文化継承、創造し、ご家庭に一つでも多く笑顔を増やし、黄粉をKINAKOへ、世界共通言語にする。】
という、世界規模のビジョンを現実のものとするために、日本アジアハラール協会認定の、ハラール認証を取得！黄粉のお菓子を世界に発信することにより、国内の次世代を担う方へも関心を持ってもらえるよう取得したそうです。
原材料ワタトーさんの五家宝は、老舗ならではの拘りの原料でできています。 大豆の作付け収穫など体験する中で、ワタトーさんは、自社のお菓子に合う大豆を数種見つけました。そこで見つけたのが、北海道、青森、カナダの大豆です。 その大豆を国内でも珍しい黄粉だけのメーカー、秋葉商店で、ワタトー仕様のきな粉を毎日製造しています。
また、黄粉と並び重要な原料の1つである糖蜜は、長年培ってきたレシピで作られています。季節の温度・湿気などに合わせ配合・煮詰め時間・温度を変えて作ります。 基本的には４パターンをその時の環境に合わせ職人が微調整するという、まさに職人芸。だからこそ、あの優しい味わいの五家宝ができるのですね。
また、五家宝には余分な脂質類が入っていません。洋菓子にはよく、バターやショートニングなどの油脂類が入っているので、軽い口当たりでもカロリーはとても高くなりがちです。しかし、五家宝の原材料は、もち米・水あめ・水・砂糖・黄粉。その分、カロリーが低いのです。また、黄粉の原材料である大豆には、良質なたんぱく質のほか、食物繊維やミネラル、ビタミンB群も多く含まれています。安心・安全、体にも優しい原材料の五家宝。老若男女問わず、広い世代に進めたいお菓子だと思います。
新型コロナウイルスが猛威を振るう前は、工場見学も積極的に行っていたワタトーさん。しかし、当面の間中止せざるを得なくなりました。工場見学体験を楽しみにしていた方へ何かできないかと考え、作り出した新商品は、なんと、お家で作るきなこ棒！
きなこ棒も懐かしいですよね。私も子供のころ、駄菓子屋さんでよく買っていたのを思い出します。
シンプルな材料だからこそできる、手作りキット。おうち時間が増えた今、子供たちと一緒にお菓子作りも楽しめますね。さらに、また、この中に ごま・アーモンド・ピーナッツ・ドライフルーツ・砕いた煎餅・砕いたクッキーなど、お好みなものを入れ、自分だけのオリジナルきなこ棒を作ってみても面白いかもしれません。
ヤフーショップで購入できます。
オンラインショップ
| 店名 | 株式会社ワタトー |
|---|---|
| TEL | 03-3883-3209 |
| 所在地 | 東京都 足立区 東保木間 2-18-9 |
| 営業時間 | 月曜～金曜 8:00～18:00 |
| 定休日 | 土・日・祝日 |
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