4階建てのアキバ名物「モーゼスさんのケバブ」秋葉原駅前店
「モーゼスさんのケバブ」は知る人ぞ知る秋葉原を代表するドネルケバブ専門店です。
ケバブ屋にしては珍しい4階建てのビルで、1階から3階がイートインスペース、4階はキッチンです。
店名になっているモーゼスさんとは、パキスタン出身のオーナーの名前とのことです。店舗には滅多に顔を出すことはないそうですが、モーゼスさんが社長。そして日本語ペラペラのフレンドリーなムスリムのスタッフたちが働いています。
お肉の種類はビーフ、チキン、両方混ぜたミックスの3種類から選べます。焼きながらグルグルとまわる肉の塊を、スタッフが長いナイフでそぎ落としてピタパンにたっぷりと詰めてくれます。
肉汁が溢れるドネルケバブ
外側がカリッと焼かれていてなかはもちっとしたピタパン。パンのようなピタパンもあるなかで、こちらはしっかりとした硬めでありながらぱさつきが無くとても美味しいです。お茶やコーラなどのソフトドリンクはプラス100円でセットにできます。コロナビールやノンアルビールの販売もしていますが、食べ物は全てハラルです。
ドネルケバブミックス ¥550
以前、店舗のハラル認証を取得していましたが今期は更新するか検討中のようです。
ケバブを自分好みに美味しくさせる山崎や滝沢、辛さに合わせたユニークなソース名の驚くべき由来
「モーゼスさんのケバブ」は肉と千切りキャベツがたっぷり、ボリューム満点のケバブで知られています。そしてここはなんといってもソースが特徴的!クミンやチリパウダー、スパイスが香るこってり濃厚なソースが肉にマッチしてとても美味いです。辛くないオリジナルソースから滝沢スペシャルという中辛や山崎スペシャルという激辛まで5段階の辛さから好みのソースを選ぶことができます。
メニュー
ところでソースの名前になっている「小林」や「滝沢」、「山崎」は一体誰なのでしょうか??スタッフに聞いたところ全て実在する人物からネーミングをつけていて、小林は常連のお客様の名前、滝沢というのは社長の奥様、山崎は大家さんとのことです。それぞれ辛さで厳しさのレベルを表現しているようです。激辛の山崎は今回試していませんが、秋葉原の一等地で家賃も高いことから大家さんが一番厳しい存在のようです。ちょっと現実的すぎて笑ってしまいましたが、ここのスタッフもユーモアがあって面白いです。秋葉原にはもう一店舗、「モーゼスさんのケバブ AKIBA STYLE」というフランチャイズチェーンがありますが、こちらの本店の方が値段が安くてお得なようです。
小腹が空いたときに手軽にサクッと食べれるのもケバブの良いところ。イートインスペースが広いので、お買い物帰りの休憩にも便利です。安くて美味しいアキバ名物のケバブを是非、お試しください。
ドネルケバブチキン・滝沢スペシャル ¥500