出来立ての白玉でいただく台湾スイーツ
豆花・キビシロップを添えて(¥750)
台湾で老若男女に愛されるスイーツ、豆花(トウファ)。日本でもよく見かけるようになりましたが、京都で美味しい豆花が食べられるお店として、ここを挙げる方も多いのではないでしょうか?二条城の西にある小さな白玉屋さん「泰風佳日」。こちらでいただける豆花の白玉は、なんと注文が入ってから捏ねられるので、出来立てが食べられるのが大きな特徴。つぶあんと2種のタピオカがトッピングされており、シロップはキビ糖と黒砂糖から選んで好みの量をかけいただきます。さらにこの日はきなこもトッピングができ、自分好みに味をアレンジできる楽しみがありました。あんことシロップの自然な甘さで飽きることなく、茹で立ての白玉のもちもち具合がクセになります。
豆花の他にも、ぷるんぷるんな杏仁豆腐の寒天ゼリーを使った「びいどろ」や、沖縄・多良間島の黒糖を100%使って作られた「黒糖寒天」など、卵や乳不使用のヴィーガンメニューが複数有り!veganの文字がメニューに明記されているのも安心です。
全メニューに可能な「氷のせ」オプション(プラス¥250)
さらに夏は、すべてのメニューにプラス¥250で「氷のせ」ができるんです。これも夏の台湾では一般的なんだとか。上からキビ糖または黒砂糖のシロップをかけ、ふわふわのかき氷を掘り進んでいくわけですね。見ているだけでも涼しくなるようなボリューム、暑い夏の日に試してみてはいかがでしょうか?
丁寧に作られる季節のジャムも魅力的
季節のジャムは試食も可能
このお店の見どころは他にもあり。まずは、店主の方がいろんな果実を使って作られる手作りのジャム。写真に写っているのは、「苺とビーツ」「パイナップルとビーツ」「甘夏マーマレード」「セミノール」「河内晩柑蜂蜜ジンジャー」「河内晩柑マーマレード」と種類豊富!その季節ごとに手に入るフルーツで丁寧に作られたジャムにはファンも多いんだとか。気になる味があれば試食でき、ジャムのみの来店も可能とのことです。「時間を置くことで瓶の中で変化し、作り立てが美味しいものもあれば数ヶ月後が美味しくなるものもある」と店主の方。そんなお話を聞きながらジャムを選ぶのも楽しいひとときです。お店のインスタグタムにはジャムの情報も頻繁に更新されていますので、要チェック!
米粉クッキーは vegan & gluten-free
こちらは、ヴィーガン&グルテンフリーの米粉クッキー。カラフルで小さくて、かわいいですよね。ギルトフリーなお菓子を、ご自分のおやつや誰かへのちょっとしたプレゼントに、いかがでしょうか?
植物とネコに癒されるひとときを
白を基調にした店内には、植物やお花があちらこちらに置かれ、それでいて空間には余白があり、自然と気持ちが落ち着きます。そして人懐っこいネコちゃんたちが自由に歩き回っているのを見るのも癒しポイント。お店に伺った際も座っていると足元にやってきて、触っても全然平気だから驚き。お店のインスタグラムには、日々ネコちゃんの様子が写真や動画で上げられていて、それを見るだけでも心が和むという方も多いのではないでしょうか。
二条城観光の際はぜひお立ち寄りください♫
お店は二条城の西側の道路沿いに位置していますが、交通量も少なく比較的落ち着いた場所にあるため、ゆっくりしたい方におすすめ。JR二条駅からも徒歩6分という便利なアクセスで、京都観光の合間に立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね。
二条城西の小さな白玉屋「泰風佳日(たいふうかじつ)」。台湾スイーツ、季節の自家製ジャム、そしてネコちゃんたちが、あなたのお越しをお待ちしています。