八尾で初の量り売りカフェ
大阪府八尾市の「ファミリーロード」という商店街の近くにあるこちらのカフェ。八尾市では初の「量り売りカフェ」です。「量り売り」をされているカフェは、私の中では珍しく興味津々で、オーナーの黒木さんに、どうして量り売りのお店を開こうと思ったのか質問してみました。すると、「忙しくしている人ほど無駄が多い生活になっているので、まず、日常にある”無駄”をなくす事から取り組みました。引き算方式で健康に工夫が出来たらな、と思ってスタートしたのです。」と教えて頂きました。そのお言葉に”確かに”とすごく納得しました。忙しくしていると、食事もテイクアウトの物が増えてゴミが出たり、余分なカロリーを摂取してしまったり。消耗品の買い物でも在庫の記憶があやふやで、余分に買ってしまうこともあったり。また、ゴミが出ればそのゴミを捨てる手間や無駄が多くなると共感しました。そういった事がなくなることで、時間にゆとりができ、好きなことに費やせると黒木さんは仰っていました。そして、こちらの店名の「Ilubun」は「要る分」という由来から来ているそうです。まさに、といった感じですね。
量り売り
量り売りで購入すると容器の中身が見えやすいので在庫の確認がしやすい事も利点の一つ、との事でした。お手持ちの繰り返し使えるマイ容器をお客様に持参して頂き、必要な物を必要な分だけ入れて頂ける。ゴミが減ると環境問題を良くする事にも繋がり、良い事ばかりですね。
人にも環境にも優しいお店
お店の商品の特徴は、オーガニック、グルテンフリー、ヴィーガンに加えて、環境に配慮したエシカル商品やフェアトレード商品なども扱われていることです。
ilubun店内
曜日別で美味しいものを販売されており、毎週月曜日はオーナーお手製の焼きたて米粉マフィンの販売日。
米粉マフィン
こちらの米粉マフィンはグルテンフリーに加えて、卵、乳、白砂糖不使用だそう。見た目も小ぶりで可愛い。この日はプレーン、チョコチップ、チョコバナナの三種類を頂きました。米粉なので小麦粉に比べて弾力があるのかと思いきや、ふわっとした食感でとても食べやすかったです。甘さ控えめなので何個でもパクパク食べられてしまいそうでした。
火曜日は「きまぐれharu」さんというお店の米粉パンが販売されます。
米粉パン
こちら商品も、グルテンフリーに加えて、乳、卵、白砂糖不使用で添加物も出来るだけ使わない工夫をされているそうです。八尾市は”米粉の聖地”と呼ばれるほど米粉が盛んな街ですが、本当にそうなのだなと思いました。その他の曜日は地域の清掃活動や朝活など、楽しいイベントが開催されているので、ご興味ある方は是非Instagramをチェックしてみて下さいね。
八尾市のふるさと返礼品に登録されたオーガニックグラノーラ
商品
たくさん魅力的な商品が置いてありますが、その中でも一番人気の商品がこちらだそうです。
八尾グラノーラ
オリジナル商品のオーガニックグラノーラです。その名も「八尾グラノーラ」。こちらのグラノーラは一つずつ手作りで、米粉を使用しています。卵、乳、白砂糖も不使用で、動物性のものは一切使用していません。味の種類は、シンプル、チョコ、黒ゴマの三種類に加えて、季節の新商品が置かれるそうです。「八尾グラノーラ」と前の見出しで紹介した米粉マフィンは、なんと八尾のふるさと返礼品として登録されているそうです。
八尾グラノーラ②
ふるさと納税を通じて、遠く離れた場所からでも八尾市の味を楽しむことができるのは、お店の商品が持つ魅力と信頼の証と言えますね。「ふるさとチョイス」、「ふるなび」、「楽天ふるさと納税」のサイトで「八尾」で検索するとすぐに出てくるみたいなので、気になる方は是非探してみて下さいね。