グリル野菜プレート(パン&ヨーグルト付・¥1500)

‘apelila

ベジタリアン ヴィーガン 豚肉不使用 卵不使用 乳不使用 エビ不使用 カニ不使用

推薦者・監修者

プロフィール

玉木 千佐代(Chisayo Tamaki)合同会社KYOTOVEGAN 代表
インスタや独自サイトでヴィーガンベジタリアンの情報を発信。京都で一番の情報量を持つ。オーナーと会話をすることでお店の背景などもフォロワー様にお伝えすることを信条としていて、合わせて京都の歴史や文化を世界に知ってもらう活動もおこなう。
2021年、KYOTOVEGANというタブロイド誌(日英対応)を発行、合わせてベジ対応店検索サイトを立ち上げ運営。インスタdiethelperと連携をして飲食店と消費者をつなぐ。
イベントやコーディネート、台湾発売の素食ガイドブックの情報提供なども行う。
最新の投稿

ヴィーガンなのは「発酵を追い求めた結果」

京阪「出町柳」駅より徒歩6分のアクセス

京阪「出町柳」駅より徒歩6分のアクセス

鴨川が合流するデルタから川端通りに沿って少し北へ、世界遺産の下鴨神社からも歩いてすぐの場所にあるカフェ併設のベーカリー「’apelila」(アペリラ)。販売される全てのパンが植物性由来で、京都のヴィーガンのパン屋と聞くとこちらのお店を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。お伺いしたこの日も、入り口を開けると店内はたくさんのお客さんの楽しそうな声で溢れていました。こちらのベーカリーの一番の特徴は、20年間継ぎたしている酵母を使用した「発酵」。パンのみならず、お菓子やお料理にも発酵が用いられているとのこと。その香りを生かすために卵や乳製品を使用しないなど、発酵を追求した結果ヴィーガンに辿り着いたのだというから驚きです。他にも、契約農家さんにお願いしている自家製粉の京都産全粒小麦やオーガニックドライフルーツなど、厳選した素材も大きなこだわりの1つです。

店内カフェでいただくこだわりのランチプレートやパフェ

店頭に並ぶパンの数々、絵になります!

店頭に並ぶパンの数々、絵になります!

そんなアペリラさんで出会えるパンをご紹介。定番の食パンや、バーガーのバンズのような丸パン、ゴロゴロジャガイモパンやグリル野菜の入ったおかず系のパンから、クリームパン、ワッフル、ドーナツまで、幅広いラインナップがズラリ。写真を見ているだけでも幸せな気分になりませんか?中には「オーガニックオートミール米粉パン」のようなグルテンフリーのものもあり。卵、乳、小麦を使ったパンが一般的には多い中で、こちらのお店はいろんなニーズに応えてくれるベーカリーなんですね。

グリル野菜プレート(パン&ヨーグルト付・¥1500)

グリル野菜プレート(パン&ヨーグルト付・¥1500)

持ち帰って自宅で楽しむのはもちろんですが、アペリラさんはカフェ併設ということでその場でパンをいただけちゃうのも嬉しい魅力。LUNCHメニューには、チーズバーガーのセットもありかなり惹かれましたが、この日は「グリル野菜プレート」をチョイス。メインのお皿にはかぼちゃ、さつまいも、カブなどの焼野菜が盛り付けられ、発酵を生かした自家製ソースが添えられています。そしてパンは別のプレートに2,3種類と、食べ比べられるのも楽しい。まずは何ものせずにいただきましたが、発酵の香りと奥深い味わいに思わずため息。その後お野菜やソースと一緒にいただくと、それぞれが主張しすぎず味の調和が感じられます。オーガニックグラノーラのフルーツ豆乳ヨーグルトまでいただくと、それほど量はないはずなのに満足感を覚えました。+¥350でコーヒー・紅茶のドリンクセットも可能。

季節によって変化する発酵パフェ(写真は焙じ茶)

季節によって変化する発酵パフェ(写真は焙じ茶)

アペリラさんで見逃せない人気メニューの1つが「発酵パフェ」。写真は別の日にお伺いした際にいただいた「ほうじ茶」のパフェですが、ワッフルまでのったボリューム満点の1品。季節によっても内容が変わるようです。お食事後はもちろん、少しお腹の空いたカフェタイムにいただくのも贅沢ですね。

お店でも、マルシェでも。

靴を脱いで上がるメインのカフェスペースは、奥にお庭が見える素敵な空間。この日は、6名ほどのお客さんが木製の長いテーブルを囲んで会話を楽しんでいました。手芸品の展示がされていることもあるようで、持ち帰りのためだけでなくカフェとして行ってみると新たな発見があるかもしれませんね。

お店の営業日は限られていますが、お休みの日であっても頻繁に催し物に参加されており、近くで開催されるマルシェから藤井大丸でのマーケットなどで出店されたこともあるそう。私が参加したマルシェでは毎回、アペリラさんのブース前にお客さんがいつもいるように思われるほどの人気ぶり。出店情報の詳細はインスタグラムアカウントをご覧ください。

また、こちらのお店では、お持ち帰りの際にタッパーや袋を持参するとそこに入れてもらえます。環境に対する意識を持ったそんなお客さんも少なくないのだとか。発酵をベースに、とにかく魅力のたくさん詰まった ‘apelila さん、ぜひその味を求めてお店やマルシェに行ってみてくださいね。

「 'apelila」 店舗基本情報

店名 'apelila
TEL 075-203-8506
所在地

京都府京都市左京区高野蓼原町36-3

営業時間

水〜土曜日 11:00-16:00(不定休)

定休日 日〜火曜日(不定休)
予算

〜2000円

支払い
駐車場 なし
対応言語
事前予約

不可

料理説明

発酵がテーマのヴィーガンベーカリー&カフェ

備考
公式
web sitefacebookinstagram

関連店舗一覧

  1. フルーツパフェ(¥990税込)

    VEGAN FRUITSCAFE TAMARU

  2. T’s たんたん エキュート京葉ストリート店

  3. 器に盛り付けて完成です。パクチーやしし唐の緑色が良いアクセントですね。

    シディークパレス東京タワー店

  4. サムラート 南青山店

  5. metime(ミータイム)

  6. 食物繊維や酵素が豊富なクレンジングランチ(税込1510円)

    カントリーグレイン/cafe SPROUTS

  7. バランスのとれたプレートはテイクアウトも

    cafe koti(カフェ コティ)

  8. チーズサンド ¥500

    サライケバブ さかえ通り店(SARAY KEBAB Sakae Dori)

  9. Organic Food Stand Hachi

  10. 日替わりのランチパスタ

    Polyphony(ポリフォニー)

  11. 台湾生タピオカ豆花スイーツ点心専門店 SHO SHIN TEA – 初心茶室 -警固店

  12. 日替わりカレー2種類・サラダ・タンドリーチキン

    AHILYA (アヒリヤ) ゲートシティ大崎店

  13. 本場の味のナムルが5種のった「ビビンバ」(¥1100)

    TU CASA

  14. ビーツとマイクロリーフを使った前菜

    ソンブルイユ

  15. 自家製ココナッツカレープレート(¥1,100)

    Slow ECOLAB