2021年にオープンしたお酒とお料理のペアリングを楽しめるレストラン「Polyphony(ポリフォニー)」
JR中央・総武線/東京メトロ丸の内・南北線四ツ谷駅より徒歩10分、四ツ谷駅赤坂口から迎賓館方面に歩き、新宿区立みなもと町公園の手前で曲がり、坂を上った角に「Polyphony(ポリフォニー)」があります。
駅からのアクセスも良く都心でありながら住宅地の一角に佇む静かな空間で、お野菜と乳製品と卵を使用する「ラクトオボベジタリアン」でお料理を提供するレストランです。
事前に予約をすることでヴィーガン対応も可能です。
2021年3月にコロナ禍でオープンしたにもかかわらず、ランチやディナーで満席がでるほどの人気です。
店内も落ち着いた雰囲気で優雅な時間を過ごすことができます。
また、電源やWi-Fiも完備しているためテレワーク中のお客様も安心してご利用いただけます。
テラス席はペット連れのお客様もゆったりとお食事を楽しめるスペースとなっています。
コロナ禍でも世界の料理で海外旅行気分に!
お店のこだわりは日本ワイン、日本酒、ブランデー、発酵茶など国産にこだわったドリンクとお料理のペアリングです。
まずはお料理とそれに合わせたお酒の説明があります。
お酒は自分で注文するのではなく、その日のお料理一品一品に合うものを選んで提供してくれるスタイルです。
前菜からデザートまでで世界を一周した気分になれる芸術的なお料理です。
どれも繊細な味付けと素材のおいしさを存分に生かした仕上がりになっています。
これも9割以上の食材を自然栽培・有機栽培・減農薬にこだわっているからこそできることですね。
一緒に提供される日本酒や日本ワインとも相性抜群で食が進みます。
お野菜は国産のものですが、そのお野菜の原産国は様々。特に私たちにはなじみのあるトマト、じゃがいも、トウモロコシ、いんげんなどはすべてペルー原産です。
そんな原産国への感謝も込めて、メニューに取り入れているそうです。
季節の野菜を活用した栄養満点なお料理
まずは世界一周旅行した気分になれるディナーのコース料理をご紹介します。
・ウェルカムスープ
・野菜の原産地に感謝~ペルー~
・日本の民族的伝統と新解釈
きんぴらごぼうをペースト状にした上にたっぷりのパセリとエディブルフラワーで美しく大地を切り取ったようなお料理
・ギリシャの野菜と乳製品の食文化
・ジョージアの野菜と乳製品の食文化
ジョージア料理「ほうれん草のプハリ」をイメージしたお料理
・スペインの食文化
・ブータン王国の食文化と照葉樹林文化帯でつながる日本の食文化
・昭和薫喫茶の歴史~平飼い鶏の卵・縄文の恵みの自家製白い硬いプリン
濃厚な味わいの固めのホワイトプリン
続いてランチのご紹介です。
ディナーはコース料理のみですが、ランチはその日に仕入れたフレッシュな季節野菜を使用したシェフの気まぐれパスタや一汁三菜ランチを楽しめます。
ランチでもアルコールをご希望の場合はパスタやランチに合ったお酒をペアリングして提供してくれます。
ディナーだけでなく、ランチでもお酒とお料理のマリアージュを楽しめるのは嬉しいですね。
日替わりのランチパスタ
お酒とお料理を楽しみながら農家さんを応援
ラクトオボベジタリアンと国産のお酒のペアリングという珍しいコンセプトのお店をオープンするきっかけについてシェフとホールマネージャーのお二人に伺いました。
まず、一つめは「日本の農家さんを応援したい」
提供するドリンクはすべて、日本ワイン、日本酒、ブランデー、発酵茶などの国産のものです。
特にお酒は知名度の高いものではなくまだ世には知られていないけれどおいしいもの厳選し提供しているそうです。そして人気となり知名度が上がったものは取り扱い停止にするほどのこだわりです。
食材も9割以上を自然栽培、有機栽培、減農薬にしていますが、いずれは100%を目指していきたいと語ってくださいました。
そして、二つめは「お野菜好きの男性もお酒を楽しみながら気軽に入れるお店にしたい」
ヴィーガンやベジタリアンのレストランというと女性が多い印象で男性は入りにくいという人も多いようです。実は肉よりもお野菜が好きという男性でも気楽に入れるお店にしたいというシェフご自身の体験がお店のコンセプトのきっかけとなっているそうです。
お酒に合わせるお料理にお肉の提供がないのは物足りないお客様もいらっしゃるのでは?と思いましたが、そんな疑問は杞憂でした。
お酒を飲んだ翌日でも身体が軽いなどという感想ばかりだそうです。
今日はお野菜にしない?という気軽な気持ちでフレキシタリアンなお食事とお酒を楽しみたい方、ぜひお試しください。