天神の真ん中で食べられる無化調の福岡初上陸スパイスカレー
無化調・低糖質にこだわって、和出汁とスパイスを使用して作られた今までとはちょっと異なる美味しいスパイスカレーが、福岡の天神の真ん中に、2021年9月、初上陸しました。本店は鹿児島県にある和風スパイスカレーの専門店です。
店内写真(全てカウンター席)
お店のコンセプト看板
こちらのお店は、ムスリムフレンドリーである、天神でもなかなか珍しいお店です。
天神の中央にある西鉄福岡駅の改札を出てから、階段やエスカレーターの横をすり抜けて、奥までまっすぐ進むとお店に到着できます。店内はカウンター席のみということもあり、お1人様でも入りやすい店構えになっています。
店外写真
店外写真
嬉しいのがメニュー展開の豊富さです。九州の海の幸の旨みを楽しむことができるフィッシュスパイスで作るカレー。こちらは、無化調だけでなく酒精不使用ということで、ムスリムフレンドリー対応のメニューでもあります。
そして、”福岡と言えば”の「明太子」を使用したスパイスカレーもあるのです。なんと、明太子も無化調のものを使用というかなりのこだわりよう。明太子とスパイスの新たな組み合わせの風味とぷちぷちした食感も楽しむことができるのが特徴です。明太子好きには、ぜひ一度食べてもらいたい1品です。
ハカタスパイスカレー
ガッツリ食べたい方におすすめなのが鹿児島県産の黒毛和牛「かわなべ牛」を贅沢に使用したメンチカツや牛カツがのったスパイスカレーです。
また、レギュラーメニューではないスパイスカレーも登場するため、カレー好きな人には、リピーターすることがおすすめのお店でもあります。
いろいろな食事スタイルの人がワンテーブルで楽しめる
今回、私が食べさせていただいたのが、最先端の「プラントベース」というコンセプトから誕生した菜食『ちゃぶや謹製カツ』が真ん中にドカンと乗ったヴィーガンスパイスカレーです。
ヴィーガンスパイスカレー
この『ちゃぶや謹製カツ』は、プラントベースで作られているもののパサつき感がとても少なく食べごたえがあり、まるで本物のカツを食べているような味わいを堪能できるのです。ちなみに、カレーにもカツにかかっているソースにもペースト状のお野菜がふんだんに使用されています。
そして、このヴィーガンカレーは、カツはもちろんのこと、野菜がたっぷりとトッピングされたその見た目の華やかさも、ぜひ、1度楽しんでもらいたいのです。野菜がふんだんに使用されることで、野菜のうま味とスパイスがバランスよくミックスされて、とても満足度も高かったです。野菜を無駄なく丸ごと全部食べられるように調理しているところも、おすすめポイントです。
そして、ヴィーガンメニューのカレーがもう一つあるのも特徴です。世界ナンバーワンに選ばれたヴィーガンレストラン菜道(東京自由が丘)の楠本勝三シェフ監修のもと、玉ねぎ不使用で作られたヴィーガンとは思えないほどの濃厚さと旨みを堪能することができるスープカレーです。
ヴィーガンスープカレー
ちゃぶやさんでは、ヴィーガンでもベジタリアンでもムスリムでもどんな食の嗜好を持っている人でも一緒にお食事を楽しむことができる『ワンテーブル』をコンセプトとしたお店作りをされています。
この形態はこれからもっと求められてくるだろうお店の形でもあるからこそ、『こんなお店が天神の真ん中にあるんだよ~。』ということを多くの方に知ってもらいたいのです。
それぞれのメニューですが、カレーを盛る器もムスリムフレンドリー専用やヴィーガン専用などしっかりと分けてくれているため、その部分が気になるという方も安心して利用できるのもおすすめポイントのひとつです。
クラフトビールとおつまみも充実
美味しいカレーはもちろんなんですが、ちゃぶやさんのおすすめポイントは、クラフトビールとおつまみにもなる一品メニューも充実しているところです。ちなみに、コンセプトの「ワンテーブル」通り、ヴィーガン仕様のおつまみも準備されていますよ。
そのため、今日はカレーの気分ではないけど、電車やバスで帰る前に、「ちょっと軽く1杯を楽しみたい。」
そんな時にも気軽に立ち寄る事ができるお店でもあるのです。
軽く1杯を楽しみたい!そんな方には、16時から提供をスタートしているクラフトビールのSサイズ1杯+本日のおつまみ3種セットで1,000円のちゃぶやのちょい飲みセットもおすすめですよ。
そして、19時以降のお酒を飲まれてる方限定で締めのハーフカレーメニューもあるとのこと。お酒メインでカレーは軽く楽しみたいという方は、こちらを利用するのもよいですね。
また、テイクアウト対応をしてくれているため、お店で食べる時間はないけど、美味しいカレーを食べたい時には、テイクアウトをしてお家で美味しいスパイスカレーを楽しんでみてはいかがでしょうか?