『豆乳グラタン風なすクリームパスタ』と野菜小鉢

まめそら食堂

アレルギー対応の表示あり ベジタリアン ヴィーガン 卵不使用 乳不使用 小麦不使用

推薦者・監修者

プロフィール

清野 亜季(Aki Seino)comodtフードライター/管理栄養士

紹介文はコチラ管理栄養士養成課程を卒業後、新卒で給食受託会社に入社し、急性期総合病院、老人保健施設にて給食管理業務を経験。病院での患者さまの聞き取り調査や献立作成において、アレルギーについての知識を深める。

その後、ランチケータリングのメニュー作成、社内衛生巡回・社内衛生講習の講師、自社商品のアレルギー・食品表示作成などを経験し、現在は社員食堂にて調理、メニュー作成等に従事。

かゆいところに手が届く存在でありたい、をモットーに、日々スタッフやお客さまと接している。
とにかくおいしいものを食べてもらいたいという強い気持ちをもっており、どんな境遇の方でもおいしく食べられるように、より的確な情報を届けることを目指している。
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開業のきっかけは、以前ここにあったカフェ

お店の外観

お店の外観

東急田園都市線鷺沼駅から徒歩8分。南口を出て、住宅街の急坂を下り、国道246号線を超えた並木道にある、まめそら食堂。こちらは、地元で育った野菜をメインとしたお料理がいただけるお店となっております。店内に入ると、テーブルや床など、いたるところに色とりどりのタイルが敷き詰められた素敵な空間が広がります。また、入口のドアには光が差し込む素敵なレトロなすりガラスもあり、幻想的な雰囲気が印象的でした。

入口すぐの客席

入口すぐの客席

ソファ席

ソファ席

床もタイル張り

床もタイル張り

レトロなすりガラス

レトロなすりガラス

まめそら食堂を開業される以前、レンタル農園のスタッフをされていた店主の亀井裕子さん。野菜を育てていると、「この野菜はどうやって食べるとおいしいのか?」と思案することが多くなり、それをおいしく食べる方法をに研究したり、「こういう風に食べるとおいしいよ」と情報交換したり、畑のものを使ってお料理を作ってみんなで食べるイベントをしたりするうちに、「もっとたくさんの人に野菜で作った私の料理を召し上がっていただきたいな」という気持ちがむくむくと湧き上がってきました。しかし、店の経営は大変そうで、実現するとは思っていなかったそうです。転機は、以前ここの地で営業していた「アンダー・マウンテン」というカフェ。そちらのオーナーが引っ越し・閉店することを機に、常連さんだった店主が跡を継ぎ、2020年5月に誕生したのがまめそら食堂です。最初の緊急事態宣言の最中の開業でしたが、今では地元の方に愛されるお店となっています。

「アンダー・マウンテン」を引き継いだまめそら食堂

「アンダー・マウンテン」を引き継いだまめそら食堂

自然の恵みがたっぷりいただけるお料理とスイーツ

メニュー表1

メニュー表1

メニュー表2

メニュー表2

まめそら食堂のメニューでベジタリアン・ヴィーガンの対応可能なのが『野菜だらけパスタ』です。今回は、季節限定の『豆乳グラタン風なすクリームパスタ』をいただきました。

ベジタリアン・ヴィーガンの対応可能の『野菜だらけパスタ』

ベジタリアン・ヴィーガンの対応可能の『野菜だらけパスタ』

『豆乳グラタン風なすクリームパスタ』と野菜小鉢

『豆乳グラタン風なすクリームパスタ』と野菜小鉢

麺は通常のパスタ、全粒粉パスタから選択できます。今回は、全粒粉パスタをチョイスしました。噛み締めるほどに小麦の香りがしっかり感じられ、うま味が増してきます。なすのペーストは、皮を剥いたなすをオリーブオイルと一緒にごく弱火で炊いてとろとろにし、米粉でとろみをつけ、提供直前に豆乳を加えて仕上げたクリームです。なすは、あく抜きしなくてもよいくらい変色も少なく新鮮で、甘みも感じられました。トッピングのくるみの香ばしさ、バジルの爽やかさが加わり、動物性食品不使用でも味に深みが感じられる大満足の内容でした。日替わりで野菜小鉢一品もつきます。今回は『モロヘイヤの塩麹ナムル』です。塩麹とごま油のみのシンプルな味付けですが、モロヘイヤの旨みと甘みが塩麹によって引き立たされ、素材本来のおいしさがシンプルに伝わりました。

スイーツは米粉使用、小麦・卵・乳製品不使用でグルテンフリーの『お野菜パウンドケーキ』がおすすめ。

お野菜パウンドケーキは2日ごとにフレーバーが変わる

お野菜パウンドケーキは2日ごとにフレーバーが変わる

今回は春菊と抹茶あずきのパウンドケーキをテイクアウトさせていただきました。パッケージを開けた瞬間春菊の香りが広がり、抹茶の苦味との相性も抜群。米粉のもちもした食感もよく、甘さ控えめであっという間に食べてしまうおいしさでした。お野菜パウンドケーキは2日ごとに種類が変わるそうです。春のいちご、よもぎ、秋以降のさつまいもなど季節限定のものもあるそうです。取材時はかぼちゃ・春菊抹茶あずき・ゆず・はっさくといったラインナップでした。秋にはみかん・柿・さつま芋・里芋ショコラが登場するそうですので、いつの季節に伺っても楽しめそうです!

野菜好きが営む、野菜好きのための食堂

アレルゲン対応やベジタリアン・ヴィーガンへの配慮は、店主が畑で働いていた時、小麦が食べられない友人がおり、お野菜パウンドケーキを米粉で作り始めたのがきっかけだそうです。お店を始めるようになって、お客さまからもアレルギーなどの相談を受けるようになり、常に「これをやってみよう」という気持ちで食材のブラッシュアップをされておられました。店主自身も、あっさりしてるんだけどおいしくからだに負担の無いものを食べたい、と自分で食べ続けたいものを出しているそうです。個別でご相談すれば、それぞれのメニューでそれぞれの方に合ったお料理のご対応可能とのことでした。

店主の亀井裕子さん

店主の亀井裕子さん

たとえ、アレルギーをもつ方、ヴィーガンの方がいらしても、一緒に食卓を囲むための手助けをしたい、ただここを楽しい空間にしていきたい、と話す店主。元気な野菜を食べてもらいたいというのが第一にあり、常に野菜をどうやったら美味しく食べられるか追求されている姿は、本当に野菜が好きで、野菜をおいしく提供したいというこだわりが感じられました。店主がお手伝いに行っている畑や仲良くなった農家さんの作ったお野菜、近隣の福祉作業所で高齢者や障害者の方が農園で栽培した野菜など、顔の見える野菜を使っているそうです。地域で循環、新鮮なうちに食べられる、素材にも食べる人にも無理をさせないハートフルな食堂でした。

店内で使用しているお野菜を予約販売もしています

店内で使用しているお野菜を予約販売もしています

デリバリー・テイクアウト基本的に全メニュー対応可。ただし、パスタはご近所さま限定。
カレーはお鍋・容器持参で100円引き。
受け取りは来店のみ。
HPかお電話(044-571-1456)にて事前予約を(定休日を除く10~20時)。

HP

「 まめそら食堂」 店舗基本情報

店名 まめそら食堂
TEL 044-571-1456
所在地

神奈川県川崎市宮前区有馬9-3-12

営業時間

Lunch:11:30-15:00(L.O.14:30)/Dinner:17:30-21:00(L.O.20:00) ※土曜日のみLunch:12:00-

定休日 火曜日・水曜日
予算

¥1,000〜¥1,800

支払い

現金、クレジット決済(VISA/Master/JCB/AMEX/Union Pay/Diners Club/Discover card)、電子マネー(Suica/Pasmo/Kitaca/tolca/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん)、QRコード決済(d払い/PayPay/LINE Pay/auPAY/Jcoin/WechatPay/UnionPay/Alipay)、かながわpay、かわさき地元応援券

駐車場 なし、近くにコインパーキング複数あり
対応言語 日本語
事前予約

可、HP予約フォームより

料理説明

ヴィーガンのひとも、アレルギーのひとも、そうでないひとも。地元の元気な野菜が楽しめるお店

備考

臨時休業や貸切などの場合あり、HP要確認

公式
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