日本初のハラール完全対応ホテル内にある、異国感あふれる本格マレーシア料理
「パプリカ」は2019年9月にオープンし、木更津の金田東「パプリカホテルです」内にある本格マレーシア料理を食べることができるレストランです。
店内入り口
スタッフの方もさまざまな国出身の方が素晴らしい笑顔で対応してくださり、海外のレストランに来た気分になるような空間です。マレーシアは多民族の国であり、マレー系、中国系、インド系などのさまざまな民族の方が暮らしているので、味が食文化が地域により異なります。そのたくさんの民族の方が美味しく食べることができるようにちょうど良い加減のスパイスを使っているので日本の私たちも美味しく食べる事ができるのだとオーナーの飯塚さんは教えてくださいました。パプリカでもその日のイメージでシェフのスパイスの量が変化するので毎回一番ベストなお料理が食べる事ができます。また天気の時はテラス席もあります。
本場のマレーシア料理に感動
今回私がランチで食べたものは2種類です。
まず「ボスのランチ」は、とても特別なんです。週替わりランチや日替わりランチは耳にした事もあるかと思いますが、なんとパプリカのシェフは1回替りで毎回シークレットでご飯か麺の希望を聞いてくださり1回限りの特別ランチセットに仕上げてくださいます。今回私が食べた内容はマレーシアのナシゴレン・スパイシーなフライドチキン・パパド・2食のサンバル・生野菜サラダの見た目も大満足なボリュームです。ナシゴレンの中には実がプリプリしたエビや食べやすい大きさのイカ、そして野菜などたくさんの具材が入っており、ナシゴレンの決め手の卵を崩してミックスした時の口の中の美味しさは、もう一口をそそります。辛いのがお好きな方は、別添えのサンバルを追加で混ぜていただくと、より本格的な味を楽しむ事ができますよ。サイドのスパイシーチキンも風味がしっかりとしていて骨つきなので、チキンの味とスパイスを感じられるメニューでした。生野菜やパパドがアクセントとなり、ゆっくりとナシゴレンを堪能する事ができました。
ボスのランチ1回代わりの特別ランチ
そしてもう1品が「カリーミーパプリカスタイル」です。こちらは麺料理ですが、特徴的なのが麺を2種類使用しているという事です。「イエローミー」・「米粉細麺」です。1つのスープの中に2種類の麺が入っているので、それぞれの食感や味が染みた麺とスープとのバランスが楽しい1品です。そしてたっぷりのスープはココナッツミルク風味の中にパプリカ独自のスパイス配合をされた香り、たくさんのシーフードのエキスがミックスしておりスープの香りでだけでもこの後にくる麺とスープを食べる期待を高めてくれます。食べ進めるとレモングラスやコブミカンの葉など本場の香りと味が体感できます。
カリーミーパプリカスタイル(麺2種類入)
ここでしか食べられないデザート
こちらの「スリーレイヤーティー」は特別で日本ではここでしか飲めない特別なドリンクです。パンダンリーフってご存知ですか?日本ではあまり馴染みはありませんがマレーシアではとても身近にある葉っぱの香りです。バニラに少し似ているエキゾチックな香りをドリンクで堪能できます。一番下の層はココナッツシュガーとパンダンリーフのシロップ、真ん中の層はミルク、一番上がマレーシア紅茶の3層で出来上がっており、飲むときは全体を混ぜて飲んでください。ココナッツシュガーを使っているのでダイエット中の方や糖質コントロール中の方も楽しんでいただけますね。ココナッツシュガー自体ミネラルも豊富なので、自然派の方にも喜んでいただけるドリンクです。
日本でここだけのスリーレイヤーティ
また、最後にデザートで食べたのは「モーモーチャーチャー」で、日本のスーパーなどでも売られています。マレーシアではモーモーとは言わずにボーボーと言われていることにびっくりしましたが、初めての本場マレーシアのモーモーチャーチャーには、さらにびっくりしました。私が今まで日本で食べたことのある物とは違い、ココナッツミルクと優しいパンダンリーフの香りに、中にはコーンやさつまいも、タピオカなどの具材が入っています。これらの具材とココナッツミルクを合わせて食べたのは初めてでしたが、よりコーンとさつまいもの素材の甘みをしっかりと感じられて、まさにデザートと言えます。暖かいデザートなので日本の「ぜんざい」の様にほっこり食べることができて胃が落ち着きました。
モーモーチャーチャー