
和のかし巡





推薦者・監修者
素材の栄養素を丸ごといただく新感覚の和菓子店
和のかし巡のオーナー黒岩典子さんは化粧品のPRを長くされていたことで医師との繋がりが多く、東洋医学と西洋医学の知識を持ち合わせていたことや、ご自身や家族の健康面を考えた時に「人間が健康であるのは体内の血の巡りが良いこと」だと気付かれたそうです。それからマクロビオティックについて研究され、製菓学校と老舗和菓子店での修行を両立されながら和菓子を習得されて、マクロビ×和菓子のお店を2016年にオープンされました。

外観

「和のかし巡」のこだわり
有機食材、無農薬、グルテンフリーにもこだわられていますが、一番のこだわりは和菓子の甘さを低糖度の有機アガベシロップのみにされていることです。アガベシロップとは乾性気候のメキシコ国に原生する植物から果糖を抽出したものです。和菓子はお茶会の時など日本的文化の中では欠かせない楽しみの1つでありますが、大量な白砂糖を使われていることから特に糖尿病患者には和菓子は制限されている場合が多く、低糖度のアガベシロップを使うことで、糖尿病のお客様も「和のかし 巡」の和菓子を求めて遠方から来られるそうです。

オーナー黒岩典子さん

ご著書
看板商品「福巡り」
こだわりの詰まった看板商品は雑穀豆大福の「福巡り」です。生地には無農薬の餅玄米、黒大豆、黒キヌア、備長炭を練り込み、中の餡は「なめらか餡」と「つぶ餡」の2種類。「なめらか餡」は皮もアクも閉じ込め凝縮された餡です。豆がやわらかくなるまでじっくり火を入れることで、口当たりが非常に滑らかな餡に仕上がっています。

福巡り
血液の巡りを良くすると言われている「桑の葉茶」と一緒に「福巡り」をいただきました。今までに食べたことがない上品で優しい甘味がとても美味しく、おすすめです。また、ヴィーガン、グルテンフリー、防腐剤フリーの「バター風味どら焼き」もいただきました。葛粉、玄米粉、ひよこ豆粉を使ってもちっふわっとした軽い食感の生地に抹茶なめらか餡がサンドしてあります。生地の中央にはスマイルマークの焼き印。お客様に少しでも笑顔になっていただきたいというオーナーの想いも詰まっています。

桑の葉茶と和菓子

バター風味どら焼き
和のかし 巡 の ラインナップ
他にも黒ごまと白ごまの「葛プリン」や、2~3週間ごとに切り替わるの季節の「練り切り」、乳製品フリーの生チョコをなめらか餡で包んだ「笑みこぼれる餡」、「四角い巡り」という胡麻パウダーやえごまパウダーを使ったグルテンフリーのクッキーがあります。

葛プリン

練り切り

笑みこぼれる餡

四角い巡り
また、歳時記に合わせた季節の和菓子も楽しみの一つ。一番の人気は生地をビーツでほんのり色付けした「いちご大福」なのだそうです。「柏餅」も白玉粉に無農薬の糠を混ぜるのでほんのり生成り色に仕上がるとのこと。季節の移り変わりを表現できるのも和菓子店ならではですね。また、店内にはオーナーの目利きで選んだオーガニック食品の数々や実際に和菓子に使われているアガベシロップ、桑の葉茶も販売されています。

販売しているオーガニック食品
ドリンクをご注文いただければ着席してお菓子をいただけるスペースもありますよ。

店内イートインスペース
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