2022年2月にオープン‼ 日本初のマレーシア系インド料理のワンプレート飯専門店「ゼロツー ナシ カンダールトーキョー」
ゼロツーナシカンダールトーキョーは、2022年2月にオープンした大手町駅から徒歩5分の場所にあるナシカンダール専門店です。
Zero Two Nasi Kandar Tokyo
ナシカンダールとは…
ビュッフェのようにライスとお好みのカレーや惣菜をモリモリのっけて食べる、マレーシアで人気のワンプレート定食!そのルーツは昔、インド系の行商人が天秤棒(カンダール)を担いでおかずとご飯(ナシ)を売り歩いていたことからナシカンダールと呼ぶようになったと言われています。マレーシアは多民族国家のため、マレー系、中華系、インド系がフュージョンしそれぞれ独自の進化を遂げたような料理が存在します。ナシカンダールはどちらかといえば、ムスリムが作るマレーシア系インド料理がニュアンス的に近いのかもしれません。
全部のせ ナシカンダール
現地と同様に、カレーや副菜を自由にカスタマイズできるのが特徴で、全メニューハラール対応・調味料もアルコールを含むものは一切使用していません。野菜を使用したカレーや副菜も多く取り揃えていますので、組み合わせを変えればヘルシーなベジタリアンメニューにも対応できます。
インド風ベジマークの惣菜
これであなたもナシカンダールマスター!オーダー方法を徹底攻略
お店のオーナーはマレーシア人かと思いきや日本の方でムスリムでもありません。元々大阪で南インド料理屋を経営していた立田さんは、関空を使ってしょっちゅうインドへ行っていました。経由地マレーシアでナシカンダールに出会い、インドカレーとはまた違った美味しさに感動し、いずれは東京でやりたいと思っていたそうです。そして2022年、夢叶いオープンに至りました。
立田オーナー
ゼロツーナシカンダールトーキョーの料理は、マレーシアのペナンとクアラルンプールでナシカンダールを食べ歩きしたオーナーが、最も好きなメニューを取り入れたオリジナルレシピで作られています。食材は国産の新鮮な野菜と肉や魚、渥美半島の厳選素材を使用しています。また、現地でムスリムの嗜好や調理方法も学び、よそでは食べれないようなメニューの開発をしています。例えばこの日のメインにあるラムカツは、肉がハラールでカツレツ風になっています。ハラールのチキンカツはあってもラムカツは結構ありそうでない珍しい一品なのです。
ラムカツ
ワカサギの唐揚げもベサンパウダーというひよこ豆の粉で揚げているそうです。カレーは6種類あります。どれを2種類選んでも味が被らないようにそれぞれ異なるベースを使用しているそうで、どれも手の込んだ料理というイメージです。そしてお店に着いて驚くのがその種類の多さです。
種類が多くて迷う
ライス、副菜、カレー、メインをワンプレート盛るナシカンダールは全てカスタマイズなので、選ぶポイントや注文方法を知っておくとスムーズです。
注文方法
①メインを選ぶ
②ライスの種類、量を選ぶ
③副菜を3種類選ぶ
④カレーを2種類選ぶ
●ライスのチョイス※1つ選べます
ベーシック
ナシブリヤーニイ(スパイスライス)
●副菜※3種類選べます
ライタ
パチャディ
青菜炒め
キャベツニンニクの芽炒め
カブココナッツ煮
パクチーとバミセリの和え物
●カレーチョイス※2つ選べます
チキン
ポテビーフ
エビイカ
ダール
ベジ(野菜は京にんじん、蓮根)
鴨マサラ
●メイン
マサラエッグ
チキン
ラムカトゥレット
フィッシュフィンガーフライ
ポテトギーロースト
メニューとオーダー方法
お得なのはゆめまる店長のおすすめナシカンダール。迷ったらとりあえずメインが全種類のった全部のせを選んでみてはいかがでしょうか。
テイクアウトも映える!みんなが美味しく食べられるナシカンダール
ゼロツーナシカンダールトーキョーは、ビールの販売はしていても食事のメニューは全てハラールです。味付けはベースを激辛にしていないので、マレーシアの屋台のように食べられないレベルの辛さのものはありません。使用するハーブやスパイスも特徴的で、パンダンリーフ、ライムリーフ、スターアニス、タイなどの東南アジアで使うハーブが入っています。そしてお持ち帰りはなんと、サービスでバナナの葉に包んでくれます。葉に包んだままレンジでチンすると葉で蒸されてより美味しく感じます。インスタ映え間違いなしでこちらもおすすめです。ピンクのソースはビーツとヨーグルトのパチャディです。
テクアウト用のエッグ ナシカンダール
平日はオフィス街で働く人、土日は在日ムスリムで賑わっているそうです。カレー屋の多い東京でも、ナシカンダール専門店は無いので是非一度お試しください。