カウンターはまるでインドの食堂のようなライブ感!!2階建てのシディークアキバ店
シディークは都内を中心に展開するインド・パキスタン料理の大手カレーチェーンです。東京は日本一インドカレーの店舗数が多いようですが、なかでも人気なのが神田・神保町エリアで、マニアが唸る旨いカレーが食べられる「カレーの激戦区」と呼ばれています。シディークは秋葉原、神田、半蔵門と千代田区だけでも3店舗あります。こちらの秋葉原店は秋葉原駅から徒歩4分の場所にあります。
シディーク秋葉原 神田須田町店
店内は奥行きがある細長いつくりになっていて、カウンターに座るとキッチンの中の様子がうかがえます。
シディーク秋葉原 店内
寸胴鍋で大量のカレーベースを作っていたり、ナンをタンドールで焼いていたり、インドの食堂のようなスパイスの香りと熱気を感じるライブ感満載です。
シディーク秋葉原 キッチン
秋葉原店のおすすめはバターチキン。まろやかでクリーミーなトマト風味の甘口カレーの味わいが女性を中心に人気があります。
バターチキン
甘くて辛いシディークスペシャルカレー、野菜がたっぷりと入ったカレーもあります。
シディークは基本的に食事は全てハラールなので豚肉のメニューはありません。さらにヒンドゥー教徒のスタッフが多い店舗によっては、牛肉のメニューもありません。新鮮な野菜とハラールの鶏肉やマトン、魚のカレーが味わえます。お酒はデリーやムンバイ産の珍しいインドワイン、キングフィッシャー、マハラジャなどのインドでポピュラーなビール、スパイシートマトハイなど唐辛子入りの辛いサワーもあります。ベジタリアン・ヴィーガンのカレー、スパイスが効いてお酒との相性の抜群なマサラパパド、マサラナッツ、揚げ物のパコラやサモサなど野菜中心のおつまみもおすすめです。
複数のスパイスを調合した複雑で風味豊かな味わいは、辛味・酸味・甘味のバランスが絶妙。なぜかあとを引くそんな摩訶不思議な新感覚の美味しさと五感で楽しめるのがシディークの料理です。
サモサチャート(半蔵門店)
同じシディーク系列でも店舗によってメニューが少し異なるので、味比べをするのも楽しいかもしれません。
ムスリムスタッフが在籍するから食事も礼拝もムスリムフレンドリーなシディーク秋葉原
シディーク秋葉原 神田須田町店のシェフはインド出身のムスリムです。スタッフもインドやパキスタン出身のムスリムが多く、お客様がいないときはマットを敷いて2階でお祈りをしていることもあります。
シディーク秋葉原 2階
専用のお祈りスペースがあるわけではありませんが、ムスリムのスタッフやお客様用に空いている部屋を礼拝用に開放しています。シディークの他の店舗も同様で、ムスリムスタッフの多い店舗は個室を礼拝に使用していますので、お客様のご要望があれば空き部屋を礼拝に利用できます。お酒のメニューはあっても、食べ物は全てハラールです。
お店のスタッフ一押しのビリヤニは、ランチでもテイクアウトでも人気があります。秋葉原店のマトンビリヤニを求めて、週5で通うヘビーリピーターもいるそうです。
マトンビリヤニ
マトンビリヤニは辛口でスパイシーな味わいが病みつきになります。カルダモンやクローブの入った香り高いパラパラのバスマティライスのなかから、味の染みた程よい弾力のマトンがゴロゴロと出てきます。ライタというヨーグルトソースをかけると、しっとりとマイルドになってより食べやすくなります。
マトンビリヤニ
秋葉原店は、サービス満点のランチタイムが11時から17時までと長くてとってもお得。シディークは、北インドとパキスタンの本場の味を守りながらも、日本人でも最後まで美味しく食べられるようにマイルドなスパイスの使い方をしています。スパイスは辛くするだけではなく体を整える働きもあるので、調合するバランスと人に合わせた刺激の強すぎない使い方も重要とのことです。シディークは、あまりスパイスに馴染みのない人や誰が食べても、健康的で安心、そして美味しく食べられる工夫があります。ベジタリアンのコースメニューもありますので、どなたにもおすすめできるお店です。